REPORT現場レポート

断熱性能2025.6.21

 

こんにちは、大嶋です。

 

4月に法改正が行われ、すべての新築建築物に省エネ基準の適合が義務化されました。

 

省エネ基準とは、断熱性能等級4以上・一次エネルギー消費量等級4以上というものになります。

その中の断熱性能について少しお話できればと…

 

断熱とは、断熱材などを使用して住宅内から外、または外から住宅内への熱の移動を遮断することです。

断熱性能が高いほど、温度を一定に保ちやすく快適に過ごせます。

 

住宅内の熱は外皮(屋根、外壁、窓等)をつたって外へ逃げていきます。

この外皮をつたって熱が逃げていく数値をUA値(外皮熱貫流率)といい、

数値が低いほど熱が逃げにくく断熱性能の高い住宅といえます。

このUA値により、建物の断熱等級が決まっていきます。

 

省エネ基準の等級4は今では最低基準となってます。

最近では基本等級5の建物が多く、ZEH水準に値する等級になっています。

より性能をよくするには断熱材の厚みを変えることや、窓の性能をよくすることですね。

 

断熱性能をよくすることで冷暖房費の節約や、

各部屋の温度差が小さくなるのでヒートショックのリスクも減らせるなどのメリットがあります。