REPORT現場レポート
べた基礎「一体打ち」2024.12.7
こんにちは 樋口です!
少し前になりますが、基礎工事のコンクリート打設の立会いに行ってきました!
今回は「一体打ち」よばれる施工方法です。
基礎工事では型枠を組み、その中にコンクリートを流し込みますが、
この時、コンクリートの打設方法には大きく2種類あります。
ベース部分と立ち上がり部分を日を分けて打設する「二度打ち」と、
同日に一度で打設する「一体打ち」です。
「一体打ち」はその名の通り、立ち上がりとベースが一体化するため、継ぎ目がなくなり、
雨水やシロアリの侵入リスクが軽減され、また、強度も高まるとされています。
さらに工程や使用するコンクリートの量を抑えられる点もメリットです。


写真は、機械で振動を与えながらコンクリートの表面を平坦に仕上げている様子です。
「一体打ち」の場合、この振動が強すぎるとコンクリートが流れすぎてしまうため、加減が重要だそうです。
職人さんの技術が特に求められる施工方法でもあり、
複雑な基礎形状の場合、施工難度が上がり、空気が入り込んだり施工不良が起こる可能性もあります。
どんな施工方法にもメリットとデメリットがあり、現場に応じて最適な方法を選ぶことが大切で、
「この方法が絶対に良い!」と決めつけない柔軟さも必要だと、監督さんと話しながら改めて感じました。
コンクリートの水分量、塩化物量なども規定値内でした!

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