REPORT現場レポート

”張る”と”貼る”の違い2025.5.4

こんにちは、塩貝です(^ ^)

今回は、タイトルにもある様に”張る”と”貼る”の違いについて。

 

僕たち設計事務所が作成する設計図書(工事を実施するために必要な書類)の中に「矩計図」や「仕様書」があり、よく出てくる”張る”と”貼る”の違いについて昔調べたことがありました。

最近、スレッズにも同じ様な内容であがってたのでみんな同じく通る道なのかなあと 笑

設計図書はずっと残るものなので、漢字の間違いも極力無くしたいですよね。

・化粧ボードをはる

・タイルをはる

・外壁をはる

・ビニールクロスをはる

・網戸をはる

こうして見てみると建築に「はる」という工事は多々あります(^^)

 

下記、毎日新聞用語集より

■張

一般用語。取り付ける。広がる。

・氷が張る、タイル張りの壁、テントを張る

■貼

限定用語。のりなどで付ける。

・切手を貼る、貼り薬、ポスターを貼る

※注

「タイルをはる」など、取り付ける意では「張る」、貼付する工法を強調したい場合などは「貼る」でも。

「はり紙、目ばり、切りばり、はり替える」は主に「張」を使うが、「接着剤ではる」「付着」の意を表したい場合は「貼」も。

迷ったときは「張」を使う

 

分かりやすく建築での使い分けとしては、

「釘やビス、モルタルなどを使うものは、”張る”」

「糊や接着剤を使うものは、”貼る”」

となります。

 

少しでもお役に立てれば嬉しいです(^ ^)